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家庭での女性役割と我慢

 家庭における女性の役割は、女性の社会進出が増え、共働きが主流になりつつある現在でも、役割のほとんどをになっている女性もまだまだ多いのが現状のようです。
男性も、残業や出張、転勤等々、我慢や忍耐を強いられている場合も多いでしょうが、その分家庭の役割や育児をかなりの部分負担する主婦の我慢も相当なものでしょう。
最近は、母親が一人で育児を担う「ワンオペ育児」という言葉もネットや記事に出てくるようになりました。
夫が家事、育児に理解がなかったり、仕事が忙しいなどで妻一人に負担がかかってしまう状況のことをいうそうです。
これは特別なことではなく、兼業でも専業でも主婦の負担は増しているといえるでしょう。
妻は仕事から帰っても家事や育児で休む時間がない状況といえます。
自分の時間を持てないということはとてつもなく心理的な負担があると思われ、育児や家事を女性だけに任せることを見直さなくてはならない時期にきているのではないでしょうか。
しかし、以前であれば、頼れる親や親せきが近くにいたり、地域の人や仲間で協力するなどの体制があったのですが、現在は親も離れていたり、高齢でむしろ介護の心配をしたり、地域とのつながりもうすい場合も多いです。
一番頼るべき夫も長時間労働でそれどころではないこともよくあります。
今一番必要なのは子育て中の夫が勤める会社側が労働時間や負担感を調整し、十分に育児も担当できるように配慮することではないでしょうか。

投稿日: 10/23/2017 カテゴリー: タグ: